2020/02/20 THU19:00–24:00
「チカーノソウル」(Ruben Molina著)日本語版クラウドファンディング達成記念プログラム
「Chicano Soul|チカーノ偏愛入門」
●19:00-21:00 TALK:宮田 信(BARRIO GOLD RECORDS / MUSIC CAMP, Inc.)、浜崎(TRASMUNDO)、今里(STRUGGLE FOR PRIDE)
●21:00-24:00 DJ:宮田信、MASATO KOMATSU(SLOWLY)、THE TORCHES、DJ HOLIDAY
LIVE:SHOKO&THE AKILLA
■40年代のパチューコ、60年代のイーストサイド・サウンド、70年代初頭の公民権運動とラテン・ロック、そして80年代のローライダー「チカーノ・ソウル」の一筋縄ではいかない深い鉱脈と、チカーノ・カルチャーのもつ肉体性を、音楽という側面から探っていく。
敢えて言うまでもなく、アメリカ大衆音楽はそもそも各地のローカリズムに立脚している。今や4000万人にも迫ろうというメキシコ系、所謂チカーノたちの音楽も然り。西海岸とテキサスでは大きくその成り立ちと特徴が異なる。チカーノ音楽と謳っても、今やあまりに多様でもはや一言では言い切れない。そんな膨大なシーンのひとつ、昨今注目を受けるヴィンテージ・ソウル・ブームとチカーノたちの関係は興味深い現象だ。甘いソウルを歌う茶色の肌=メスティーソの若者たち。だが、彼らの音楽世界は、昨日今日で始まったわけではない。40年代のパチューコ、60年代のイーストサイド・サウンド、70年代初頭の公民権運動とラテン・ロック、そして80年代のローライダー・・・そこには一筋縄ではいかない深い鉱脈が脈々と続いている。「チカーノ・ソウル」、いや「ブラウン・サウンド」と言っても良いかもしれない。今回のDOMMUNEでは、言葉にはなかなか出来ない、チカーノ・カルチャーのもつ肉体性を、音楽という側面から探っていく。タイトルはかつてのremix誌で宮田が連載していた「チカーノ偏愛入門」。Y-Que?
■「Chicano Soul」Ruben Molina
メキシコ系アメリカ人たちによる魂の音楽=チカーノ・ソウル全音楽&レコード・ファンも必読! アメリカ・ポピュラー音楽史に隠されてきたもうひとつの音楽ストーリー!
黒人音楽とメキシコ伝統音楽の狭間で密かに生まれた、至宝の音楽文化であるチカーノ・ソウル。ロサンゼルスのメキシコ系居住区=バリオで育ったヴァイナル・ディガーのチカーノで、本書著者のルーベン・モリーナ氏は、アメリカ南西部を廻り今まで広く知られることなく残されていたチカーノたちによる珠玉のR&Bを次々と発掘する。ルーツである40年代のパチューコ音楽から70年代公民権運動を背景に登場したラテン・ロックまで、その膨大な鉱脈を紹介する入魂の音楽ガイドブックが本書である。
- 「Chicano Soul」日本語版制作プロジェクト(MUSIC CAMP)
- 「Chicano Soul」日本語版制作プロジェクトクラウドファンディング<達成>(Thousands of Books)
ENTRANCE | ¥2,000 (Peatixでスタジオ観覧予約受付中です▶︎https://peatix.com/event/1433905) |
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PLACE | 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 MAP |
- ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。
- スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。
(※DOMMUNEからの推奨:手ぶら!) - ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。