
2026/10/20/TUE 19:00-21:00
大竹昭子著『写真があってよかった。森山大道伝』(新潮社)刊行記念番組
「森山大道のどん底時代」再生の契機となった『写真時代』のこと
●出演:大竹昭子(『写真があってよかった。森山大道伝』著者)、宮本和英(大竹の『芸術新潮』連載時の担当編集者)、末井昭(白夜書房『写真時代』編集長)、山門恭彦(『写真時代』副編集長、『写真世界』編集長、森山を担当)

Daido Moriyama, Untitled, Tokyo (from the series A Hunter), 1970. © the artist/Daido Moriyama Photo Foundation. Courtesy C/O Berlin
■大竹昭子著『写真があってよかった。森山大道伝』(新潮社)刊行記念番組
「森山大道のどん底時代」再生の契機となった『写真時代』のこと
森山大道は1960年代にブレボケアレ写真で大ブームを巻き起こし、時代の寵児となったが、70年代になると写真界から批判を浴び、混迷状態に突入。写真が撮れなくなり、クスリを常用し、体重も減って自殺を試みるほど衰弱してしまう。
本書の著者・大竹昭子は1993年に『芸術新潮』の連載「眼の狩人たちの軌跡」で森山大道を取材し、以後40年間折に触れて話を聞き、資料に当たり、周辺の人々に取材を重ねてきた。その成果をまとめたのが、『写真があってよかった。森山大道伝』である。
本書を書き終えたいま、大竹のなかで関心が高まったのは、森山が『写真時代』で長期連載していた80年代のことだという。白夜書房の末井昭が雑誌を創刊するに当たり逗子に森山を訪ねたのは1981年春。当時の森山はひきこもり状態で、がりがりに痩せて生気を失った状況だった。
だが、創刊号に花の写真を発表していい手応えを得た森山は、同誌で連載をスタート。スナップショットだけでなく、あらゆる方法を試み、写真であればなんでもやるという意気込みをもって自己の枠を取っ払ったのだった。
「どん底時代ほどおもしろく、その時期に蓄えた胆力があとの活動を左右します」と大竹は言う。
エロ雑誌を装いながら、筆者にさまざまな実験を許した『写真時代』。森山大道の復活を準備した”超地味"(超地味に傍点)な80年代の内実に迫る!

Daido Moriyama, Dog and Meshtights |Daido Moriyama, Geijutsu Shincho 2026 July © the artist / Daido Moriyama Photo Foundation.
●森山大道|Daido MORIYAMA
1938年大阪生まれ。写真家・岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て1964年に独立。写真雑誌などで作品を発表し続け、1967年「にっぽん劇場」で日本写真批評家協会新人賞受賞。1968-70年には写真同人誌『プロヴォーク』に参加、ハイコントラストや粗粒子画面の作風は“アレ・ブレ・ボケ”と形容され、写真界に衝撃を与える。ニューヨーク・メトロポリタン美術館やパリ・カルティエ現代美術財団で個展を開催するなど世界的評価も高く、2012年にはニューヨークの国際写真センター(ICP)が主催する第28回インフィニティ賞生涯功績部門を日本人として初受賞。2012年、ウィリアム・クラインとの二人展「William Klein + Daido Moriyama」がロンドンのテート・モダンで開催され、2人の競演は世界を席巻した。2016年、パリ・カルティエ現代美術財団にて2度目の個展「DAIDO TOKYO」展を開催。2018年、フランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」が授与された。2019年、ハッセルブラッド財団国際写真賞受賞。
2021年、パリのMEP(ヨーロッパ写真美術館)にて東松照明との二人展「Tokyo: 森山大道+東松照明」を開催。2022年、アムステルダムやローマ、サンパウロ、北京で個展を開催するなど、現在も精力的に活動を行っている。
森山大道| Daido Moriyama Photo Foundation.
https://www.moriyamadaido.com/

Daido Moriyama, Shinjuku © the artist / Daido Moriyama Photo Foundation.

Daido Moriyama, Shibuya|Pretty Woman © the artist / Daido Moriyama Photo Foundation.

■『写真があってよかった。森山大道伝』(新潮社)大竹昭子
森山大道の写真を辿ることは戦後写真史を語ることに等しい。待望の初評伝。
独自な作風と徹底的に路上スナップショットにこだわるスタイルで、日本写真を牽引してきた森山大道。世界最高峰のハッセルブラッド国際写真賞を受賞するなど、国際的巨匠となった写真家がいかに誕生し、時には絶望的なスランプと格闘しながら、進化を続けたのか。緻密な調査やインタビューで劇的な生と創造の深淵に迫る。
https://www.shinchosha.co.jp/book/406702/
●大竹昭子
1950年東京都生まれ。ニューヨークに滞在していた1980年より写真と執筆活動を開始。写真関係の著作に『眼の狩人――戦後写真家たちが描いた軌跡』『ニューヨーク1980』『この写真がすごい』『彼らが写真を手にした切実さを』『迷走写真館へようこそ』。他に須賀敦子関係の三部作、及びそれらを合本し加筆した『須賀敦子の旅路』、小説集『随時見学可』『間取りと妄想』『いつもだれかが見ている』など、著書多数。トークや対談の機会も多く、それを書籍化したシリーズ〈カタリココ文庫〉を個人出版している。

■大竹昭子TALK TOUR of JAPAN!!
①10/24(土)「京都のお寺で森山大道を語る」京都・妙心寺
https://forms.gle/fToWtP6etCZsAArU9
②11/3 (火・祝)「写真をより深く見るための集い」 神戸・THE BOOK END
https://store.the-book-end.com/?pid=193917113
③11/4(水)「『写真があってよかった。森山大道伝』刊行記念スライドトーク」広島 ・readandeat
https://readan-deat.com/blog/category/event-workshop/
④11/14(土)「『写真があってよかった。森山大道伝』刊行記念トーク&森山大道写真展」沼津・リバーブックス
https://www.instagram.com/p/DeY56kDibVw/?img_index=1
⑤11/21(土)「『写真があってよかった。森山大道伝』刊行記念トーク」名古屋・.LAB RAINROOTS
https://www.instagram.com/rainroots2005/
| ENTRANCE | ¥2,000(超エクスクルーシヴ限定50人スタジオ観覧者を募集します!Peatixよりご予約ください!▶︎https://daidodommune.peatix.com/ そして直接スタジオにお越しください!) |
|---|---|
| PLACE | 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 15-1 Udagawa-Cho Shibuya-ku Tokyo 150-0042|Shibuya PARCO9F「SUPER DOMMUNE」 SUPER DOMMUNE FLOOR GUIDE MAP |
| ■ ご来場者はカメラに映る可能性がごさいますので、ご了承のうえご参加ください。 ■ スタジオには、クロークやロッカーございません。手荷物は少なめでご来場のうえ、ご自身での管理をお願いします。 ■ ドリンク類はスタジオ内でお買い求めいただけます。お飲み物の持ち込みはご遠慮ください。 |
- 発熱、咳、くしゃみ、全身痛、下痢などの症状がある場合は、必ずご来場の前に医療機関にご相談いただき、指示に従って指定の医療機関にて受診してください。
- 会場にて万が一体調が悪くなった場合、我慢なさらずに速やかにお近くのスタッフにお声がけください。
- 会場には、クロークやロッカーはございません。手荷物は少なめでご来場の上、ご自身での管理をお願いいたします。
- 本イベントはDOMMUNEからの生配信を実施いたします。
DOMMUNE YouTubeチャンネル(http://www.youtube.com/user/dommune)、もしくはDOMMUNE公式ホームページ(https://www.dommune.com)からご覧いただけます。 - 生配信では、YouTubeのスーパーチャット機能による投げ銭を募っております。何卒サポートをよろしくお願いいたします。
- 会場の関係などにより、開演時間が前後する可能性があります。予めご了承ください。




